今年11月、SNSで知り合った女子中学生（14）をホテルに連れ込み、監禁したうえ性交してけがをさせたなどとして、福岡市城南区に住む会社員の男（23）が逮捕されました。 わいせつ略取、監禁、不同意性交等致傷の疑いで逮捕されたのは、福岡市城南区片江に住む会社員の渡部優真容疑者（23）です。 渡部容疑者は11月3日夕方、SNSで知り合った福岡県に住む女子中学生（14）を車に乗せて城南区東油山のホテルに連れ込んで脱出できないようにし、ベッドに引き倒して首付近をかむなどの暴行を加え、性交してけがをさせた疑いが持たれています。 女子生徒は首に傷を負うなど全治2週間のけがをしました。 警察によりますと、女子生徒の母親が3日午後3時ごろに「14歳の娘が帰ってこない」「携帯で位置探索をしたらラブホテルになっている」と警察に通報しました。 捜査員がホテルに駆けつけたところ、渡部容疑者と女子生徒が出てきて、事情を聞きましたが、渡部容疑者が容疑を否認。その後の捜査で容疑が固まったため逮捕しました。 女子生徒は、渡部容疑者と今年10月中旬ごろにSNSで知り合い、この日初めて友人の女子中学生と一緒に3人で会ったということです。 渡部容疑者から「ゲームをしよう」と誘われホテルに入ったものの、身の危険を感じたため渡部容疑者が寝たすきに2人で逃げ出しましたが、気付いた渡部容疑者が車で追いかけ女子生徒1人がホテルに連れ戻されたとみられています。 取り調べに対し、渡部容疑者は「ホテルの部屋は意図的に施錠したわけではなく、自動で施錠されたので監禁していない」「同意を得て性行為をした」などと容疑を否認しています。