香港の高層マンションで大規模火災が起きてから1週間となった3日、亡くなった人がさらに増え、159人の死亡が確認されました。 香港当局は3日夕方の会見で3人の遺体が新たに発見され、高層マンションの火災による死者が159人にのぼったと発表しました。けが人は79人で、現在も31人と連絡が取れていないということです。 今回の火災で8棟のマンションのうち7棟が延焼しましたが、香港当局は3日、7棟全ての捜索を完了したということです。 また、マンションに消防設備を設置する業者6人が消防署に虚偽の申告をした疑いで新たに逮捕され、この火災をめぐる逮捕者はあわせて21人となりました。 唯一、火災の被害を免れた1棟のマンション住民に対しては、3日と4日の2日間、貴重品などを回収するため一時帰宅が許可されていて、スーツケースを持った住民らが建物に入っていく様子が確認できました。