香港火災、死者159人 住宅の防護ネット撤去へ

【AFP=時事】香港北部大埔にある高層住宅で先月発生した大規模火災で、警察は3日、死者が159人になったと発表した。犠牲者の年齢は1歳から97歳という。 当局は、火災の影響を受けたすべての住宅の捜索を終えたが、犠牲者の数は修正される可能性があると述べた。 被害を免れた住宅棟の住民は3日、一時帰宅が許可され、荷物を取り出す様子が見られた。 警察は、火災報知器が作動しなかったとして新たに6人を逮捕した。今回の火災に関して、工事を請け負っていた会社幹部ら15人を逮捕している。 火災の原因については調査が始まっており、修繕工事のために建物を覆っていた竹製の足場やプラスチック製のネットが火災拡大につながった可能性が指摘されている。 香港当局は3日、すべての大規模なメンテナンス中の建物に対し、建物を覆う防護ネットを撤去するよう命じた。【翻訳編集】 AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加