一連の「闇バイト」強盗事件“指示役”4人逮捕 1都3県の合同捜査本部

去年、関東で相次いだ一連の強盗事件で、一都三県の合同捜査本部は、事件の指示役とみられる男4人を逮捕したことがわかりました。 強盗傷害と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、福地紘人容疑者(26)、村上迦楼羅容疑者(27)、斉藤拓哉容疑者(26)、渡辺翔太容疑者(26)の4人です。 捜査関係者によりますと4人は、いわゆる「闇バイト」で集めた実行役と共謀して、去年10月、千葉県市川市の住宅に侵入し、住人の女性の顔などを殴って、ケガをさせたうえ、現金などを奪った疑いがもたれています。 事件を巡っては、実行役として男3人がすでに逮捕・起訴されていて、4人は指示役とみられています。 去年、関東では「闇バイト」で集まった実行役が住宅などに押し入る事件が相次いで発生し、一都三県の警察は、合同捜査本部を立ち上げ、事件の背後にいる指示役について、捜査を続けてきました。 合同捜査本部は18の事件を一連の強盗事件と認定し、これまでに実行役や現金などの回収役、その上位層の二次回収役、三次回収役など51人にものぼる容疑者を検挙してきました。千葉県市川市の事件もその1つです。 指示役とみられる4人の検挙を受け、午前10時からは、合同捜査本部は会見を行っています。

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