SNSを通じてうその投資話をもちかけ、島根県松江市の60代の男性から約2300万円をだまし取ったとして、9月に逮捕されていた大阪市と三重県の男女3人について、松江地検が12月4日付けで不起訴処分にしていたことが分かりました。 不起訴処分になったのは、大阪市の38歳の男性と、三重県伊勢市の逮捕当時59歳の女性と63歳の女性のあわせて3人です。 3人は、2024年6月から25年1月にかけて、SNSを通してうその投資話を持ち掛けるなどして、松江市の60代の男性から現金合わせて2255万円をだまし取った詐欺の疑いで9月下旬に逮捕されていました。 また女性2人には、三重県内のATMから現金を引き出したとして窃盗の疑いも持たれていました。 当時警察は、3人が「匿名・流動型犯罪グループ」トクリュウの一員とみて調べていましたが、松江地検は12月4日付けで不起訴処分としました。 処分の理由は明らかにされていません。