12月県議会が5日に開会。春野総合運動公園にできる屋内運動場の管理費用などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。 議会の冒頭、三石 文隆議長は土佐清水市選挙区選出の橋本 敏男県議が4日付けで辞職したと報告しました。橋本さんは土佐清水市長が官製談合で逮捕され辞職したことを受け、2026年1月に行われる市長選に出馬する意向を示しています。 12月県議会には一般会計の総額で26億1700万円余りの補正予算案が提出され、そのうち20億円余りが県職員の給与引き上げなどに充てられます。 また、春野総合運動公園に新しくできる屋内運動場の管理運営委託料として379万円を計上。春にキャンプを行っている西武ライオンズから要望を受け、ブルペンを整備します。 この他、浜田知事は10月末までの3カ月間、県内の観光施設を利用した人の数が2024年の同じ時期の117%になったことを明らかにしました。2026年度は『ドラマが生まれる場所 高知』をコンセプトに県観光を盛り上げます。 浜田知事: 「史実としてのドラマ、全国的に評価の高い食や地元の人々との交流から生まれるドラマなど、本県の魅力を全国に発信し、さらなる誘客につなげます」 12月県議会は12月19日まで開かれます。