息子やその上司をかたって富山市内の当時70代の女性から現金1150万円をだまし取ったとして自称会社員の男が逮捕されました。 警察によりますと、福岡県飯塚市の自称会社員の男(28)は去年12月、何者かと共謀し、富山市在住の当時70代の女性に息子や息子の上司をかたって「ちょっとしたミスで大事な契約書類の宛先を間違って郵送してしまった」「2000万円というお金の決済が必要になった」などとうそを言いました。 息子の上司になりすました男が女性から現金1150万円をだましとった疑いがもたれています。 女性が息子に事実確認をした際に詐欺だとわかったということです。 警察の調べに対し、男は「被害者から現金を受け取ったことは間違いありません」と容疑を認めています。 警察は男が受け子とみて、共犯者の行方を追うなど捜査を進めています。