大規模火災めぐる政府への不信感高まる中で香港議会選挙 投票率は低水準 投票行かないよう呼びかけた11人逮捕

香港の議会選挙は、民主派の候補者が不在の上、大規模火災の影響が続く中で行われ、投票率は伸び悩みました。 選挙の成功をアピールしたい香港政府は、前回より投票時間を延長したほか、投票した人に特典を与えるなどして投票率の引き上げを図ってきました。 しかし、前回選挙から民主派の候補者が締め出されたことで市民の関心は低く、さらに大規模火災を巡って政府への不信感が高まる中での選挙となりました。 その結果、投票率は過去最低だった前回は上回ったものの、31.9%と低い水準にとどまりました。 投票しなかった人: きょうは(投票に)行かない。あんなに良い政府だったのに、今は(市民の声に)真摯に対応していない。 香港政府は、投票に行かないようSNSで呼びかけた男性ら11人を逮捕していて、選挙を巡る言論の統制を強めていました。

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