ベナンでクーデター未遂、大統領が阻止と発表 「裏切り行為罰する」

Pulcherie Adjoha [コトヌー 7日 ロイター] – 西アフリカ・ベナンのタロン大統領は7日夜、政府と軍が一部兵士によるクーデターの試みを阻止したと発表し、これらの兵士を罰すると表明した。 これに先立ち、兵士の一部は同日朝に国営テレビで、権力を掌握したと主張していた。 タロン大統領はテレビ演説で、自身に忠誠を誓う軍部隊が「断固として立ち向かい、われわれの陣地を奪還し、反乱軍が占拠していた最後の抵抗拠点を制圧した」と述べた。 この献身と動員により最悪の事態を防ぐことができたとし、この裏切り行為が罰を免れることはないと語った。 クーデター未遂の犠牲者と、逃亡した反乱軍に拘束された多くの人々に思いを寄せていると述べたが、詳細には言及しなかった。ロイターは死傷者や人質の有無について確認できなかった。 政府報道官は7日午後の時点で、クーデター未遂に関連して14人が逮捕されたと述べた。詳細は明らかにしなかった。 少なくとも8人の兵士が7日朝、国営テレビを乗っ取り、パスカル中佐率いる軍事委員会が国家機関を解散し、憲法を停止し、空、陸、海の国境を閉鎖すると発表した。 兵士らはベナン北部の治安状況の悪化などに言及した。

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