米軍属の女性を殴った疑い 沖縄署、28歳の米兵を傷害容疑で逮捕・釈放 米軍捜査機関に引き渡す

面識のない米軍属の女性を殴ってけがをさせたとして、沖縄署は7日、米軍キャンプ・シールズ所属の米海軍兵曹長の男(28)を傷害容疑で現行犯逮捕した。逮捕当時は酒に酔っていて、意味不明な言動を繰り返していたという。 署によると兵曹長は7日午前3時50分ごろ、本島中部の路上で、米軍キャンプ・マクトリアスの軍属女性(28)の胸部を1回殴打し、胸にすり傷を負わせた疑いがある。 「けんかがあり相手が現場から逃げた」と女性の知人から110番通報を受けた警察官が、事件現場から数百メートル先で兵曹長を発見し、逮捕した。日米地位協定では容疑者と被害者の双方が米軍関係者である場合、米側に第1次裁判権があることなどから、署は同日中に兵曹長を釈放。米軍捜査機関に身柄を引き渡したという。

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