和歌山・岩出市の死亡火災、殺人や放火の疑いで同居の母親逮捕「自殺するつもりだった」

10月、和歌山県岩出市の住宅から出火し、住人の41歳の女性が死亡した火事で、警察は女性の母親(68)を放火や殺人などの疑いで逮捕しました。母親も火事で一時重体となり、「自殺するつもりだった」と話しているということです。 この火事は10月30日未明、和歌山県岩出市の2階建て住宅から出火し、住人の41歳の女性が死亡し、17歳の息子が軽傷を負いました。また、68歳の女性の母親も重体で病院に搬送されました。 その後、母親が入院先の医師らに「自殺しようと火をつけた」などと話し、警察は9日、殺人や放火の疑いで母親を逮捕しました。警察によりますと、母親は1階の自室で紙に火をつけて投げつけたといい、2階に女性ら2人がいることを認識していたということです。 母親は警察の調べに対し、「放火した事に間違いありません。殺すつもりはありませんでした」と容疑を一部否認しています。 家族間にトラブルはなく、母親には精神疾患での通院歴があるといい、警察は当時の状況などを慎重に調べています。

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