11月、宮城県栗原市内の自宅に76歳の母親の遺体を放置したとして息子が逮捕された事件で、仙台地検古川支部は、この息子を9日付で不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、宮城県栗原市一迫の無職の男性(51)です。 男性は、11月中旬に同居する当時76歳の母親が死亡していることを知りながら自宅に遺体を放置した死体遺棄容疑で逮捕されました。 警察によりますと、司法解剖の結果、母親の遺体には外傷はありませんでした。 逮捕当時の取り調べに対して男性は容疑を認めていたということです。 仙台地方検察庁古川支部は、9日付でこの男性を不起訴としました。「事件につき諸般の事情を考慮して公訴を提起しない処分とした」とコメントしています。