清水尋也被告 大麻入手に兄・尚弥経由の知人関与で騒然「本当の兄弟仲」

大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪に問われた俳優・清水尋也被告(26)の初公判が8日に東京地裁で行われ、大麻入手の一端が明るみに出た。衝撃だったのは、兄で俳優の清水尚弥(30)から紹介された人物に依頼し、大麻を購入していたことだ。兄弟仲の実態は――。 初公判では、尋也被告は知人とともにSNSを通じて大麻の売人と接触。尋也被告は知人に資金を託し、売人から購入したことが明かされた。 その知人は兄・尚弥から紹介されていた人物だったというから驚かされる。ただ、尚弥は大麻に関与しておらず、弟がそれに手を出していたことも知らなかったという。 芸能界で兄弟タレント、姉妹タレントは多くいるが、その関係性から薬物事件に発展したのは非常に珍しい。 尚弥、尋也被告の兄弟仲はもともと険悪だったことで知られる。尋也被告の知人の話。 「尋也さんは尚弥さんとの兄弟仲の悪さを思い出話として周囲に明かしていました。年は4歳差。仕事面ではともに10代前半で芸能界デビューし、私生活ではサッカーに打ち込むなど共通点は少なくなく、何かと比べられたそう。10代のころはケンカばかり。それが尋也さんが成人を迎えたころにはともに丸くなり、関係が改善したんです」 尋也被告は逮捕前の8月に放送されたTBS系「A―Studio+」で、自身が21歳の時、母が病気で急死したと告白。実家の引き払いは尚弥がすべて請け負ったと明かし、感謝を口にしていた。 「尚弥さんとしては、自身が仲介した人物と弟がのちに大麻購入をくわだてたことになり、痛恨の極みだったでしょう」(前出の知人) 尚弥は尋也被告が9月に逮捕された直後、インスタグラムで声明を発表。事件を謝罪した上で弟について「人として、そして一人の俳優として強く非難したいと思います」と厳しく糾弾する一方で、「ただ兄としては、両親もおらずこの世にただ一人の弟です。今後同じような過ちを繰り返さぬよう、彼を見守り支えていきたいと思います」と誓っていた。 その言葉通り、尚弥は8日、尋也被告の初公判に出廷し、証人尋問では弟と同居して監督を担っていると明かした。 尋也被告は事件からの更生とともに兄の恩に報いなければならない。

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