他人のアカウント情報を利用してインターネットサービス事業者のサーバーに不正にアクセスしたとして、18歳の男子高校生ら2人が逮捕されました。 不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、愛媛県に住む18歳の男子高校生と、群馬県に住む18歳の無職の男です。 警察によりますと、2人は今年8月、豊田市に住む57歳の女性など49人のアカウント情報を利用して、インターネットサービス事業者の ログインサーバーに不正にアクセスした疑いがもたれています。 調べに対し、2人は容疑を認めていて、男子高校生は「これまでに数え切れないくらいやった不正アクセスの一部分だと思います」と供述しているということです。 男子高校生は、犯行に使うツールの改良を男に依頼し、報酬として2万8000円を渡したとみられています。 また、男子高校生は、携帯電話のeSIMを不正に契約した疑いで先月にも逮捕されていますが、警察は、男子高校生が男が改良した不正ツールを使って事業者側の対策をかいくぐり不正アクセスをして、転売目的でeSIM契約を繰り返していたとみて調べを進めています。