かねてより報じられていたアニメ制作会社・株式会社ガイナックスの破産整理が2025年12月10日の官報に掲載。これにより法人格が消滅し、42年の歴史に幕を下ろした。 これを受け、同社創設期から20年以上在籍し、現在まで株主として関わってきたアニメーション監督・庵野秀明さん(株式会社カラー代表取締役)が声明を発表した。 庵野秀明さんは「誠に残念な最後ですが、静かに受け止めています」とした上で、2019年の元代表の逮捕以降、再建および整理に約6年間無償で取り組んだ関係各社への謝意を表明。 また、各作品の権利や制作資料を正当な手続きでクリエイターへ返還できたことを「改めて感謝致します」と振り返っている。