【速報】神戸マンション女性殺害事件(8月)で鑑定留置終えた東京都の男を神戸地検が殺人の罪などで起訴 女性の両親は「娘がいない日常に変わりありません」「犯人には最大限厳しい処罰を」起訴受けて

神戸市のマンションで8月、女性が刃物で刺されて殺害された事件で、神戸地検は11日、住居不定・無職の36歳の男を殺人の罪などで起訴しました。 住居不定・無職の谷本将志被告(36)は8月、神戸市内のマンションで、住人の女性(24)の胸などをナイフで刺し、殺害したとして、殺人の罪で11日、起訴されました。 ほかにも、事件の2日前から女性の後をつけたり、事件の直前には女性の後に続いてオートロックの扉をすり抜ける「共連れ」の手口でマンションに侵入したりしたなどとして、ストーカー規制法違反や邸宅侵入の罪などでも合わせて起訴されました。 神戸地検は谷本容疑者を今月8日まで鑑定留置していて、事件当時の精神状態を調べた結果、刑事責任を問えると判断したとみられます。 谷本容疑者は逮捕後の調べに「殺意を持っていたかはわかりません」と供述していますが、捜査関係者によりますと、「好みのタイプだと思って後をつけた」「エレベーターの中で叫ばれたので刺した」という趣旨の説明もしていたということです。 起訴を受けて、女性の両親は「裁判でどのような結果になったとしても、娘が帰ってきてくれることはなく、娘がいない日常に変わりはありません」「せめて犯人には最大限厳しい処罰を受けてほしいというのが私どもの今の思いです」とコメントしています。

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