16歳女子高校生に"一緒に自殺"メッセージを送信→市販薬を飲ませる→意識不明状態に乗じて現金など奪ったか 18歳男を再逮捕

今年10月、自殺願望がある16歳の女子高校生を福岡県大野城市に呼び寄せ、薬で昏酔状態にして現金6万3000円などを盗んだとして、18歳の無職の男が再逮捕されました。 18歳の男は同様の手口による昏睡強盗(未遂含む)事件で3回目の逮捕になります。 昏酔強盗の疑いで再逮捕されたのは、福岡県大野城市に住む18歳の無職の男です。 18歳の男は、10月3日午後8時半ごろから翌4日午前6時ごろまでの間、大野城市下大利団地近くの河川敷で、SNSで知り合った福岡市博多区に住む16歳の女子高校生に市販の薬を飲ませて昏酔状態にして、現金約6万3000円やスマートフォン、めがねを盗んだ疑いが持たれています。 一時、意識不明の状態となった女子高校生は4日午後3時半ごろ、隣接する福岡県太宰府市内で警察に保護。 現場周辺の防犯カメラの映像やSNSのアカウント情報などを調べた結果、18歳の男が関与した疑いが浮上しました。 警察によりますと、18歳の男は、SNSの掲示板で自殺をほのめかしていた16歳の女子高校生に一緒に自殺するかのようなメッセージを送って、誘い出したということです。 取り調べに対し、18歳の男は「財布の中に入っていたお金を全部盗んだことは間違いありませんが、お金以外のものについては盗んでいません。昏酔させて盗もうと考えたわけでもありません」などと話し、容疑を否認しています。 18歳の男は同様の手口による昏睡強盗(未遂含む)事件で3回目の逮捕になります。

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