きのう午後3時過ぎ、山形県山形市城西町の高校に包丁を持った女が侵入した事件で、銃刀法違反の容疑で逮捕された女がすでに釈放されたことが、TUYの取材でわかりました。 警察によると女は釈放されたのちに入院していて、今後警察は任意捜査に切り替えて捜査を続けるとしています。 また女と学校との関係は捜査中だとしていますが、保護者ではないということです。 ■事件を振り返る きのう、山形市の惺山高校に刃物を持った女が侵入し現行犯逮捕された事件で、女は容疑を認める供述をしていることがわかりました。 窓際に立つ赤い服を着た女。手には刃物のようなものが見えます。 こちらは逮捕直後でしょうか。警察官に囲まれている様子が確認できます。 この事件はきのう午後3時過ぎ、山形市城西町の惺山高校に刃物を持った女が侵入したもので駆け付けた警察官が、女を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。 ■当時の詳細な"現場" 女は新庄市千門町に住む38歳で、柄から刃の先端までの長さが6センチ以上の包丁を2本持っていました。1本は手に持ち、もう1本はバッグに入れていたということです。 その後の取材で女は、警察の調べに対し容疑を認める供述をしていることがわかりました。 学校内には生徒がいましたが、校内放送や教員の指示で教室に避難しけが人はいませんでした。 校内にいた生徒「最初はびっくりしてすごく怖かったけど、1時間後くらいに捕まったという放送を聞いて、安心したがやはり怖さが残っている」 警察が動機や犯行に至ったいきさつとともに、女に責任能力があるかも含め調べています。