SAで口論相手を車のボンネットに乗せて走行し振り落とした殺人未遂容疑で逮捕 中国籍のタクシー運転手を不起訴処分

三重県伊賀市の名阪国道にあるサービスエリアで、口論になった男性を車のボンネットに乗せたまま走行し振り落としたとして、先月逮捕されていた中国籍の男性が不起訴処分になりました。 中国籍で東京に住むタクシー運転手の男性(38)は先月10日夜、伊賀市の名阪国道にある伊賀サービスエリアで、口論になった会社員の男性(46)を車のボンネットに乗せたまま走行し振り落とした殺人未遂の疑いで逮捕されていました。 2人は駐車場所を巡って口論となり、運転手の男性は相手の男性を乗せたままおよそ50メートルにわたり走行、相手はその間ボンネットにしがみついたまま自ら110番通報をしていました。 調べに対して運転手の男性は「殺すつもりはなかった」と容疑を否認していて、津地検は10日付けで、この男性を嫌疑不十分で不起訴処分としました。 処分の理由については、「関係各証拠を精査した結果、被疑者の行為が不法性を有すること、被疑者が殺人の犯意を有していたことなどを認定することが困難であった」としています。

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