神戸市の女性刺殺事件で、男が起訴されました。 住所不定・無職の谷本将志被告(36)は8月、神戸市内のマンションで、住人の女性(24)の胸などをナイフで刺して殺害したとして、殺人の罪で起訴されました。 ほかにも、事件前に女性の後をつけたり、女性に続いてオートロックをすり抜けてマンションに侵入したりしたなどとして、ストーカー規制法違反や邸宅侵入の罪などでも起訴されています。 神戸地検は谷本被告を3カ月間鑑定留置していて、その結果、刑事責任を問えると判断したとみられます。 捜査関係者によりますと、谷本被告は逮捕後、「エレベーターの中で叫ばれたので刺した」という趣旨の説明をしているということです。 起訴を受けて、女性の両親は「最大限厳しい処罰を受けてほしいというのが今の思いです」とコメントしています。