小国町発注の公共工事入札をめぐる贈収賄事件についてです。１１日の町議会で渡邉誠次町長は改めて「違法性はないと信じたい」と述べました。 小国町では公共工事の指名競争入札をめぐり町の前の建設課長が収賄の罪で、建設会社社長が贈賄の罪で起訴されています。１１日に開かれた小国町議会の一般質問で渡邉町長は陳謝しました。 ２人の逮捕当日に開いた会見で「違法性はないのではないか」と発言した町長、この発言についての見解を議員から求められると・・・。 【小国町渡邉誠次町長】「司法の場でまだ判決が下っているわけでもないし、捜査の段階だから違法性がある・ないとかの段階ではない。『違法性は無い』と言い切りたいが、『信じたい』と当初から言っている。まずは両者を信用してこれからも望みたいしその姿勢は変わらない」 この事件をめぐっては関係者への取材で被告２人がおおむね容疑を認め、保釈されていることがわかっています。一方で渡邉（わたなべ）町長は懲戒処分については調査を行ったうえで検討するとしています。