軍情報機関元トップに禁錮14年 国家機密漏えい、異例の有罪 パキスタン

【ニューデリー時事】パキスタンの軍事法廷は、国家機密の漏えいや政治介入などの罪で、軍情報機関である3軍統合情報局(ISI)のハミード元長官に禁錮14年の判決を言い渡した。 軍が11日発表した。有罪と認定した行為の詳細は明らかにしていない。 ハミード氏は2019~21年にISIトップを務め、退任後の昨年8月に身柄を拘束された。同国で強大な力を握る軍にあってISI長官はナンバー2に位置付けられ、異例の逮捕だった。現在汚職の罪で収監中のカーン元首相と関係が深かったとされる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加