高松市役所に勤務する４５歳の係長の男が、市役所の職員用女子トイレに動画を撮影できる状態にした小型カメラを設置したとして、香川県迷惑行為等防止条例違反の疑いで１２月１２日、逮捕されました。 逮捕されたのは、高松市市民課の係長、谷東賢治容疑者（４５）です。警察によりますと谷東容疑者は、１２月８日午後６時半ごろ、高松市役所の職員用の女子トイレに動画が撮影できる状態にした小型カメラを設置した疑いです。カメラに気付いた女性職員から連絡を受けた市の職員が１１０番通報しました。カメラには女性などの映像は映っていなかったということです。 谷東容疑者は１１日、自ら警察に出頭してきたということで、取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察が犯行の動機などについて詳しく調べています。 職員の逮捕を受け、高松市の大西秀人市長は「市民の信頼を損ねることになり大変重く受け止めるとともに心よりお詫び申し上げる」とコメントしています。