13日朝早く、福岡市中央区で男性がタクシーにはねられ死亡しました。警察は、運転していたタクシー運転手の男を現行犯逮捕しました。 警察によりますと、13日午前6時ごろ、福岡市中央区今泉で「車両と男性の事故。男性が道路に寝込んでいた。」などとタクシーの男性運転手から110番通報がありました。 タクシーは、通称・国体道路を左折し薬院方面に直進中、道路上に横たわっていた男性をはねたということです。 現場には、男性を引きずった跡が数百メートルほど残っていました。 はねられた男性は成人とみられ、意識不明の状態で福岡市内の病院に搬送されましたが、約1時間後死亡が確認されました。 この事故で警察は、福岡市西区のタクシー運転手、小川正一容疑者（59）を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 小川容疑者は、事故当時、勤務中でしたが客は乗せていませんでした。 小川容疑者は、警察に調べに対し「タクシーを運転中、急に抵抗が大きくなったため、車の故障かパンクかと思い、車の下を確認したところ人をひいたと気づきました。」と話していて容疑を認めています。 警察は、過失運転致死の疑いもあるとみて調べています。