岐阜県内の山中で、2人の女性の遺体が別々に見つかった事件で、殺人と死体遺棄の疑いで逮捕された女について岐阜地検は25日付で、処分保留にしていた殺人容疑などを不起訴としました。 岐阜市の無職・神原美希被告(36)は、愛知県常滑市と岐阜県可児市の女性2人が殺害され遺体が遺棄された事件で、内縁の夫・立花浩二被告(55)と共に、殺人などの疑いで逮捕されていました。 岐阜地検は25日付で、神原被告に対し死体遺棄の罪で起訴した一方で、処分保留としていた常滑市の女性に対する殺人容疑を嘱託殺人容疑に切り替えた上で不起訴、可児市の女性に対する殺人容疑について、不起訴としました。 岐阜地検は不起訴とした理由について「今後、公判で明らかにしていく」としています。