不法に日本に残留した疑いでベトナム国籍の男が現行犯逮捕されました。男は「私が運転して事故を起こしました」と小出署に出頭していて、前日に新潟県魚沼市で発生した当て逃げ事件との関連を警察が捜査しています。 不法残留の疑いで現行犯逮捕されたのはベトナム国籍で住居・職業ともに不詳の男(32)です。警察によりますと、男は2022年7月に日本に入国し在留期間は2023年7月まででしたが、在留期間の更新または変更を受けずに不法に滞在した疑いがもたれています。 12日午後9時40分ごろに魚沼市小出島の国道19号では目撃者から「乗用車と軽ワゴンの事故です。」と110番通報があり、乗用車に乗っていた複数人が現場から逃走していました。警察が当て逃げ事件などを視野に捜査していましたが、翌日の13日午前9時50分に男(32)が「私が運転して事故を起こしました。」と出頭したため、身分証などを調べたところ不法残留が明らかになったということです。 男は警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということで、前日に発生した当て逃げ事件との関連についても捜査しています。