「不適切コンテンツ」制作の疑いで逮捕…26歳インフルエンサー、直前の動画でも「下品すぎる行為」で挑発(海外)

「1日1000人と寝る」というチャレンジ動画などで大きな注目を集めるアダルトコンテンツクリエイターのボニー・ブルーが、インドネシアで拘束された。その直前に公開した動画では、オーストラリアでの新たな「チャレンジ」の計画を語り、「下品な行為」で視聴者を挑発するようなシーンも公開していたが、彼女の冒険は中止を余儀なくされたようだ。 26歳のブルーは、自身が世界ツアーで使用しているフォルクスワーゲンの青いバン、通称「バン・バス(BangBus)」で出発の準備を行う様子を収めた動画を公開。この車は、彼女がアダルト作品に出演する男性を「リクルート」するための移動スタジオでもある。 しかし12月上旬、彼女が滞在していたヴィラ兼スタジオが当局によって家宅捜索を受け、バン1台のほか避妊具や撮影機材が押収された。ブルー自身も、イギリス人およびオーストラリア人の観光客らとともに逮捕された。 ブルーらは、インドネシアの厳格な道徳およびポルノ禁止法に抵触する可能性のある「性的なゲーム」に参加した疑いが持たれている。有罪判決を受けた場合、最長15年の禁錮刑および約35万9448ドルの罰金が科される可能性がある。 ■「ギリギリ合法」の未成年に参加を呼びかけ 逮捕前、ブルーはアジア太平洋地域を巡る大規模なツアー計画を立てていた。YouTubeに投稿された動画では、オーストラリアへの再入国を準備する様子が映されていた。これはブルーが昨年、アダルトコンテンツ制作の意図があったことが観光ビザの条件に違反しているとして入国を拒否されたことへの「リベンジ」だった。 YouTube動画でブルーは「入国禁止措置が解除された」と喜びを語っていた。時期はちょうど「スクーリーズ(Schoolies)」(17~18歳の高校生が開放的な卒業旅行を楽しむオーストラリアの恒例イベント)に間に合うタイミングだった。 ブルーはこれまでにも「ギリギリ合法」と称する若い男性を性的コンテンツに勧誘してきたとして多くの国で批判を浴びている。また、12時間で1057人の男性と関係を持ったと主張し、「世界記録」を名乗っていることでも物議を醸していた。 バンの準備を進める姿を捉えた動画は、1カ月以上も放置していたバン車内の「ひどい臭い」を訴える場面から始まる。その後、世界を巡る旅に向けてバンを掃除し、弁護士と電話する場面に切り替わる。弁護士から入国禁止措置の解除という朗報を聞いたブルーは「みんな、今年はスクーリーズをやるよ。バン・バスがやって来るよ」と興奮気味に話す。 ■拘束前の最後に投稿した「挑発的」な動画 バンには新たに「スクーリーズ、人生で最高の1週間」と書かれたステッカーも追加された。映像の最後には、現地のオーストラリア人がバンを目撃し、驚く場面が収められている。目撃者は「おいマジかよ、あれってボニー・ブルーか? 本当に? 父親たちよ、息子たちを今すぐ家に閉じ込めろ」と言っている。 その後もブルーは、スクーリーズを祝う若者たちとバリ島でパーティーを楽しむ様子を投稿。車が故障し、数人の男たちが車を押している様子の動画には、「バリ島のバン・バスは息切れしたけれど、オーストラリアの男の子たちはまだまだ元気」と書き込んだ。 拘束前の最後の投稿は、クラブらしき場所でスクーリーズと書かれたネックストラップを挑発的に舐める姿を映したものだった。 ブルーは逮捕後も、過激コンテンツを制作する活動をやめる気はないと示唆している。英ザ・サン紙によれば、バリ島でアダルトコンテンツを今後も制作するつもりなのかと尋ねられた彼女は、「チャンネル登録してくれれば分かるわよ」と返答したという。

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