土佐清水市長選挙、前県議の橋本敏男氏が出馬会見「この難局をなんとか乗り切りたい」 前市長の官製談合事件での逮捕・辞職に伴い実施

官製談合事件で前市長が辞職したことに伴って行われる、高知県土佐清水市の市長選挙に、前の高知県議会議員・橋本敏男氏が、正式に出馬を表明しました。 土佐清水市長選挙は、官製談合事件で逮捕・起訴された前市長の程岡庸被告の辞職に伴って、2026年1月11日告示・18日投開票の日程で行われます。 この市長選挙に、前の県議会議員の橋本敏男氏が立候補を表明していて、16日、出馬会見を行いました。 橋本氏は土佐清水市出身の67歳で、土佐清水市議会議員を通算6期務めた後、2015年から12月4日まで県議会議員を務めました。 会見で橋本氏は、「命を守る、暮らしを守る、地域を守ることが政治の原点であり、県政でも市政でも変わることはない」と述べました。 ▼橋本敏男氏 「この清水の難局・苦しい難局を『なんとか乗り切りたい』、それが私の思いです。決意です」 ▼橋本敏男氏 「(今回の事件については)『お前ら何しようがな』と、事件を起こしたわけでもなんでもない私に対して、そういう言葉が投げられる。それは市民の溜まり溜まったストレス、そしてぶつけようのない気持ちではなかったかなと思います」 そのうえで橋本氏は「市政の透明化を図ることが使命であり課題だ」とし、外部監査制度を導入する方針を示したほか、人口減少や南海トラフ地震対策など、喫緊の課題にしっかりと向き合っていきたいと述べました。 今回行われる土佐清水市長選挙への出馬表明は、橋本氏が初めてです。

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