性行為盗撮しサイトにアップした疑い 自称「一夫多妻」の男ら逮捕

SNSで知り合った女性との性行為の様子を撮影しアダルトサイトにアップロードしたとして、警視庁は16日、職業不詳の男女3人を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで逮捕し、発表した。3人のスマートフォンやパソコンからは約100人の女性が映るわいせつ動画計約860本が見つかったといい、警視庁は多数の女性に同様の行為を繰り返していたとみている。 捜査1課によると、逮捕されたのは、住所・職業不詳の小野洋平(39)と、いずれも住所不定・職業不詳で妻の小野晴香(28)、養子の小野凜(23)の3容疑者。洋平容疑者は容疑を認め、他2人は黙秘しているという。洋平容疑者は2人との「一夫多妻」を自称しているという。 3人の逮捕容疑は共謀して昨年7月7日午前11時40分~午後5時5分ごろ、SNSで知り合った20代女性と洋平容疑者が性行為をする様子を隠れて撮影し、アダルトサイトに動画をアップしたというもの。洋平容疑者は、約2年3カ月前から同様の動画をアップしていたと説明しているといい、5千万円以上を売り上げたとみられるという。 警視庁は11月、東京都新宿区のマンションに10代女性を1カ月余り監禁したとして、洋平容疑者を監禁容疑で逮捕していた。この女性ともSNSで知り合ったといい、女性が大阪府内の警察署に助けを求めて事件が発覚したという。(長妻昭明)

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