メンズエステで中学生に接客させた疑い 静岡県警、経営者の男を再逮捕

メンズエステを装い、店舗型性風俗特殊営業を禁止地域で営んだとして静岡県警が富士市水戸島元町の店舗を摘発した事件で、富士署と県警生活保安課は17日、風営法違反(年少者使用)と不同意わいせつの疑いで同店経営者の男(35)=富士市水戸島元町=を再逮捕した。県警によると、捜査の中で14歳の女子中学生が一時期、セラピストとして勤務していたことが判明したという。 摘発した富士市内の店舗は「カラフルSPA(旧店名・超ドキ)」。再逮捕容疑は9月上旬、店で18歳未満の女子中学生に対し、わいせつな行為をした上、不特定の男性客にセラピストとして接客業務に従事させた疑い。関係者によると、少女は9月ごろ、ネット上に出ていた店の求人に応募し、複数回出勤していたという。性的サービスを伴う接客もあったとみられる。面接時には容疑者から「実技指導」と称して、わいせつな行為を受けたという。 容疑者は、従業員の男(38)と共謀して2024年9~11月、県条例で店舗型性風俗特殊営業が禁止されている同市内で店舗を営業したとして逮捕されていた。県警によると、同店は24年9月ごろに営業を開始し、摘発された今年11月までに計2千万円ほどの売り上げがあったという。容疑者らはメンズエステを装い、従業員のセラピストに露出の多い衣装を着せて性的サービスを提供させていたとみられる。

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