米ブラウン大学銃撃、捜査員は容疑者を特定と認識 身元公表するか判断迫られる

(CNN) 米ブラウン大学で起きた銃撃事件で、捜査員は容疑者の身元を特定したと考えていることが分かった。事情に詳しい法執行当局者2人が明らかにした。 当局はこの人物の逮捕状を取得して行方を追っている。 当局者は容疑者の身元を公表するかどうかの岐路に立たされている。対応次第で捜索に影響が出る可能性がある。 捜査は6日目に入った。複数の捜査員によると、この1日半で、特定の容疑者の関与を示す手掛かりや情報をいくつも入手したという。 今回の進展は捜査に大きな違いを生み出す。当局者は今や、広範囲の捜索で「誰」を探しているのかを認識しており、すでに逮捕状も取得しているため、どの法執行官でも容疑者に遭遇すれば身柄を拘束できるからだ。 当局は今、容疑者の身元を公表して市民に協力を呼びかけるかどうか、難しい判断を迫られている。ただし、どちらの選択肢にも一長一短がある。 当局が身元を公表し、容疑者が捜索されていることを知れば、逃亡を図ったり他者に危害を加えたりする可能性がある。これが一因となり捜索が複雑化するかもしれない。 一方で身元を公表しなければ、市民の目による協力が得られず、捜索が一段と難航する可能性もある。

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