父親を殺害したとして16歳の男子高校生が逮捕された事件で、遺体にあった致命傷以外の複数の切り傷は父親が抵抗した際に付いたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 この事件は24日、南アルプス市の住宅で69歳の父親を刃物で切り付け、殺害したとして16歳の男子高校生が逮捕されたものです。 父親の遺体は寝室のベッドで布団をかぶって、仰向けの状態で見つかり、死因は首を切られたことによる失血死でした。 また、遺体には致命傷となった首の傷以外にも複数の切り傷がありましたが、襲われた父親が抵抗した際についたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 警察は現場の状況から、男子高校生がベッドで横になっている父親を自宅にあった包丁で襲ったとみて、詳しい犯行の状況などを調べています。