麻薬であるケタミンなどを密輸したとして外国籍の男2人が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、フランスとイギリスの二重国籍で自称無職のジュリアン・アンゴ容疑者(41)とスイス国籍で自称無職のヌオ・ライ容疑者(42)です。 警察と沖縄地区税関によりますと今月1日、滞在先の中国から那覇空港に到着した2人の荷物を検査したところ、アンゴ容疑者の荷物から麻薬であるケタミンの粉末約0.15グラムやMDMA1.25グラムなどが見つかりました。 またライ容疑者の荷物からは麻薬であるTHCを含む液体0.89グラムが見つかり、警察が麻薬取締法違反の疑いで2人を緊急逮捕しました。警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。沖縄地区税関はきのう2人を関税法違反の疑いで検察に告発しています。