家宅捜索中の暴行事件 新たに大阪府警捜査四課の警察官4人が在宅起訴

大阪府警捜査四課の警察官2人が家宅捜索中に捜査対象の男性に暴行した罪に問われている事件で、新たに警察官4人が在宅起訴されていたことが、22日、捜査関係者への取材で分かりました。 起訴状によりますと、大阪府警捜査四課の警部補・時長力被告(51)と巡査部長・阪口裕介被告(33)は今年7月、女性を風俗店などに紹介する国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」の拠点とみられるビルの一室を家宅捜索した際、捜査対象の男性に暴行した罪に問われています。 これまでの裁判で2人は「間違いありません」などと起訴事実を認めていて、時長被告は逮捕後に「四課や上層部がプレッシャーをかけてきたため、我々としても上からの強いプレッシャーに、できるかぎり応えなければいけないという意識だった」と検察官に供述していたことが明らかになっています。 この事件を巡り、大阪府警捜査四課の警察官4人が新たに在宅起訴されていたことが、22日、捜査関係者への取材で分かりました。 大阪府警は、捜査に関わった関係者の処分や再発防止策の検討を進めています。

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