また“偽警察官”らによる特殊詐欺事件が… 70代男性が900万円の被害に 新潟・五泉市

新潟県五泉市に住む70代男性が、“警視庁の警察官”や”検察庁の職員”をかたる男らに現金900万円を騙し取られる被害に遭っていたことが分かりました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。 ■“偽警察官”などが次々と… 警察によりますと、8月7日頃、70代男性の自宅の固定電話にインターネット関連会社の担当者をかたる男から電話がありました。男は「重要な話があるから電話を切らないでほしい」と話したということです。 さらに、警視庁の警察官「クドウ」をかたる男に電話が代わり、「マネーロンダリングの共犯者として疑いがかけられている」などと言われました。また、検察庁の職員「マキ」という男も電話に出て、同じようなことを言われたということです。 ■相手側から『許可証』のような書類が… その後、再び警視庁の警察官「クドウ」から電話がありました。 そして、「銀行員の中にマネーロンダリングの片棒を担ぐ共犯者がいる」「口座内の現金の紙幣番号を調査する」「口座内の現金を別の銀行の口座に移す必要がある」などと言われたといいます。 さらに8月12日頃、『紙幣番号等調査の許可証』のような書類が入った郵便物が男性の自宅に届きました。 ■男性は900万円の被害に 話を信じた男性は指定された銀行の口座を開設し、預貯金を移しました。そして、相手側から指定された、さらに別の複数の口座に合わせて900万円を振り込んで騙し取られたということです。 男性が口座を開設した銀行から警察に、詐欺被害の恐れがある取引だとして情報提供があり、警察が男性に確認したところ、詐欺被害に遭っていたことが分かりました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。 ■被害防止のために気を付けることは… 新潟県内では警察官などをかたり、不安をあおったうえ、金銭を騙し取る特殊詐欺事件が相次いでいます。 今年1月から6月末までの新潟県内の特殊詐欺事件の被害額は4億9611万円で、前の年よりも2億円余り増加。このうち、警察官などをかたったオレオレ詐欺の被害額は4億916万円で、前年から3億5219万円増えています。

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