大野智が「大麻で逮捕」情報拡散にSTARTO社が"法的措置"も「慰謝料は100万以下」になる意外なワケ

今や“暴露系”インフルエンサーが独自のネタを掴むこともあるが、今回はとんでもないデマだったようだ――。 11月下旬、嵐の大野智(44)が“大麻取締法違反で逮捕された”という衝撃的な噂がX上で突如として急拡散された。しかし、11月30日に大野が契約するSTARTO ENTERTAINMENTは、《虚偽の内容の記事・投稿の事実を強く否定する》と声明を発表。《名誉毀損行為として法的措置をとる》とした。 「ことの発端は、11月28日に暴露系インフルエンサー『エンターテイナー折原』(以下「折原」氏)を名乗るXアカウントによる、 《【未確認情報】今詳細調べてるから確定したら公開するけど、逮捕の話が上がってるのは嵐の大野智。罪名は大麻取締法違反》(原文ママ、現在は削除済) という投稿です。さらにその後、大手掲示板サイトのXアカウントがこの噂を取り上げ、2008年に週刊誌で報じられた大野の“大麻吸引疑惑”の誌面の写真と合わせて投稿すると、約3000万回も閲覧されるなど瞬時に話題が広がりました。間もなくフェイクの情報だと発覚しましたが一時はこのトピックがXのトレンドに入ってしまいました」(夕刊紙記者) STARTO社が声明を発表したのと同日、折原氏は一連の投稿を削除、謝罪文を公開したが──。 「デマ」を流されたと主張する側の法的措置として記憶に新しいのは、ダウンタウン・松本人志(61)の一件だろう。“女性に性的行為を強要した”と『週刊文春』(文藝春秋)が報じたことに対し、松本側は同社に5億5000万円の損害賠償訴訟を起こした経緯がある(現在は取り下げ)。 損害賠償金額はケース・バイ・ケースだろうが、Xで特定の有名人に関する「デマ」を拡散させた場合、どういった「法的措置」がとられるのか。また、損害賠償請求があるとして、金額の目安はいかほどなのか。芸能分野の法律問題に詳しい河西邦剛弁護士に話を聞いた。

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