【2025衝撃瞬間】この1年…県内各地でカメラが捉えた決定的瞬間・衝撃映像をまとめてお伝え(静岡)

静岡県内を震撼させるニュースが相次いだ激動の2025年。今回は、全国でも注目された決定的瞬間。カメラが捉えた衝撃映像をまとめてお伝えします。 響き渡るガラスが割れる大きな音。 これは、1月御前崎市の神社に設置された防犯カメラの映像。侵入した男は周囲を気にする様子もなく、さい銭箱を物色すると…小銭をかき集めて持ち去りました。 さらに、さい銭だけでは満足できなかったのか…男は窓ガラスを割って社務所に侵入。現金およそ10万円を盗んでいったとみられています。 (白羽神社 高山 國臣 宮司) 「自分が抱えている悩みや願いを神様にお願いするわけですよ。そういった純粋な気持ちがさい銭に込められているわけで、本当にばち当たりですね」 まだ犯人は捕まっていないということで、一刻も早い解決が待たれています。 1月、袋井市では暴走事故も…。 時速30キロほどで走る車の後ろに車間距離をあけて走ってくるグレーの車。その後、グレーの車の姿が一度見えなくなったと思ったら、突然、勢いよく走り出し“暴走”。そして…。 勢いよく前の車に突っ込み、追突された車は180度回転。車は歩道まで飛び出してしまいました。 実は、この追突した車、袋井警察署の前警務課長の男性警部が運転していた公用車。追突された男性は足を打撲するなどのけがを。車も廃車となってしまいました。 (追突された男性) 「死を覚悟するというか、死んだかもしれないという衝撃はあった」 この男性警部について、警察は11月、過失運転傷害の疑いで書類送検しています。 さらに、車の暴走は浜松でも…。 画面の右側から猛スピードで走ってきた1台の車。中央分離帯を乗り越え…スピードを緩めることなく停車中の白い車に勢いよく衝突しました。 (記者) 「暴走した車は“一時停止”の標識があるのですが、そのまま猛スピードで中央分離帯を乗り越え、南口ロータリーに突っ込んでいきました」 この事故で、車に衝突されたタクシーの運転手がろっ骨を折る重傷。後部座席にいた乗客と別のタクシーの運転手の2人が軽いけがをしました。 また、事故後の検査で基準値を超えるアルコールが検出されたことから、警察は、車を運転していた浜松市中央区の無職の男を逮捕その後、過失よりも罰則が重い、「危険運転傷害罪」で起訴され、10月に開かれた裁判で懲役2年6か月 執行猶予4年が言い渡されました。 これは5月、掛川市内の国道1号上りを走る車のドライブレコーダーの映像。 次の瞬間…。 黒い物体がぶつかり、フロントガラスが大破。車は道路脇に停車しました。いったい何が起きたのか。 (被害者) 「レッカーの人が、すぐ近くに輪留めが落ちているのを持ってきてくれてえ、こんなのが当たったんだってびっくり」 飛んできたのは、停車中、車が勝手に動かないようにタイヤを止めておく「輪留め」。 (被害者) 「(ガラスを)貫通していたと思うと余計怖い。社会人になってから(お金を)ずっとため続けててようやく買えた自分の車だった」 取材を進めると都内の運送会社のものである可能性が浮上。この運送会社は取材に対し輪留めを落としたことを認め、「落ちたことには気づかなかった」と釈明。運送会社は二度と起きないよう、輪留めの管理を会社で徹底するということです。 これは、7月、モモの木の前に設置された防犯カメラの映像。モモを1つ、また1つともぎ取る人物。 周りを気にする様子もなくわずか7秒間に手塩にかけて育てた「モモ」を4つ盗んでいきました。 (被害者) 「毎年一つ残らず持ってかれます」 なんと、7、8年前から食べごろになると全て盗まれる被害に遭っていました。 (被害者) 「ここ数年、1回も口にはできていないものですから、苦労して作っているのでやめてくださいと(伝えたい)」 育てた人の気持ちを踏みにじる犯行。全国的にも果物窃盗は後を絶えません…。 果物泥棒は人間だけではありません。 これは10月、富士宮市内房で撮影された映像。一頭のクマが何かを嗅ぐように木の近くに現れるとそのまま木によじ登る姿が。 そして、この動画が撮影された2日後、同じ個体かは分かりませんが、体重約150キロ、体長およそ140センチのオスのツキノワグマが捕獲されその後、駆除されました。 (富士宮市内房第4区 中谷 俊雄 区長) 「他人事だと思っていた。それがいきなり地元で出たので地元民もパニック状態ですよね。1頭駆除されて多少は安心した」 一方、海の生き物の“貴重”な映像も…。 水面から勢いよく飛び出る巨大な生き物。太平洋に広く生息するザトウクジラです。 これは、Daiichi-TVのヘリコプターに乗るカメラマンが、田子の浦沖の海上で撮影しました。 何度もジャンプを繰り返すクジラ。私たちのヘリコプターが去る間際、別れの挨拶なのか、胸ビレを動かす様子も見られました。 一方、由比漁港では絶滅危惧種のアカウミガメが。 (撮影者) 「すごい、野生のカメですよね」 漁港で釣りをしていたところ、たまたま、アカウミガメを発見。およそ3時間ほど近くにいたということです。 (下田海中水族館 浅川 弘 営業課長) 「アカウミガメって、こっちのほう(日本近海)に生息してないので、由比周辺のどこかに産卵のために来ていたのか」 漁港などに入り込んでしまうことも珍しいことではなく、ウミガメを見つけて救出が必要な場合は、水族館や行政機関に連絡してほしいということです。

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