警察官になりすまし、2000万円相当の金塊などをだまし取ったとして、無職の26歳の男が逮捕・起訴されました。 逮捕・起訴されたのは無職の筒塩雄太被告（26）で、11月中旬、大阪府内の70代の男性から時価約2000万円相当の金やプラチナのほか、現金700万円をだまし取るなどした罪に問われています。 警察によりますと、筒塩被告らのグループは男性に対し、警察官などになりすまして、「事件に関与した疑いがあり、資産を確認する必要がある」とウソの電話をかけていたということです。 的井文謙 記者 「男性の家を訪れた男は金やプラチナ、大量の現金を受け取った後、このような架空の預かり証を渡していたということです」 筒塩被告は警察の調べに対し、「金塊などは別の人物に渡す予定だった」という趣旨の話をしていて、警察は、他にも事件に関わった人物がいるとみて捜査しています。