ニセ電話詐欺 土浦の男性1690万円被害 茨城

茨城県警は22日、同県土浦市、無職、男性(86)が大手通信会社の職員を名乗る男らに現金1690万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。 県警組織犯罪対策1課によると、男性の携帯電話に10月中旬ごろ、連絡を促すショートメールが届き、記載された電話番号に電話したところ、大手通信会社の職員を名乗る男につながった。 その後、警察官を名乗る男に「麻薬の密売で暴力団員を逮捕している」「通帳を譲ってくれた謝礼として、あなたに400万円を渡したと言っている」などと電話で伝えられ、「あなたの容疑を晴らしたい」「持っているお金の動きを調べる必要がある」などと言われたことから、男性は11月18日、指示に従って現金1690万円を自宅玄関に置いた。

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