女優・広末涼子(45)が今年4月に新東名高速で起こした追突事故について、掛川区検は22日、自動車運転処罰法違反罪で広末を略式起訴した。同日、広末の公式サイトが更新され、弁護団がコメントを発表した。 弁護団は「今般、担当検祭官から弁護人に対し、広未涼子氏に関する一連の刑事事件について、傷害事件については不起訴により事件終了とし、過失運転致傷事件については略式起訴とする処分の判断が示されました」と報告。 「過失運転致傷事件については通常であれば数日中に裁判所から罰金の納付を命ずる略式命令が出されます。広末涼子氏は、裁判所からの略式命合が出されましたら、速やかにこれに従う予定です」と伝えた。 続けて「これにより全ての刑事事件について手続が終了しますが、広末涼子氏本人は、自らの行為を重く受け止め、各事件の被害者の方々に対して多大なご負担とご迷惑をおかけしましたことを真摯に反省し、また捜査関係者を含め関係者の皆様や日頃より応援してくださっている皆様にもご迷惑とご心配をおかけしたことについて謝罪しております」と明かした。 また、「本件については報道等により、広末涼子氏は通常の被疑者としての立場を超えて、プライバシー等の侵害を受けています。取材及び報道につきましては、広未涼子氏のプライバシー等の人権に配慮した上でのご対応をいただきますよう、何卒お願いいたします」と、配慮を呼びかけた。 広末は今年4月7日、主演映画の撮影で訪れた奈良県から都内の自宅に戻る途中、新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こし、マネジャーを名乗る同乗男性が骨折した。 また、事故後に運ばれた病院で看護師に軽傷を負わせたとして傷害罪で逮捕。その後「処分保留」で釈放されていた。 5月には「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」を公表し、芸能活動休止を発表した。