新潟県警は24日、新潟・長野両県で建造物侵入と窃盗を繰り返していたとみられる男2人について、事件の捜査が終結したと発表しました。被害金額は約1963万円に上っています。 県警は9月に窃盗の疑いで逮捕した、上越市の無職の男（22）と妙高市の無職の男（22）の犯行について、連続金属窃盗事件とみて余罪を調べていました。これまでの捜査で、2人は2023年11月から今年8月にかけて、妙高市や上越市、長野県飯山市にある廃業したホテル・スポーツ施設・資材置き場などに侵入して、金属類を盗んだ疑いがもたれています。 盗まれたものは敷き鉄板や鉄柱、水栓金具などで、被害額は約1963万円に上ります。警察は金銭目的の犯行とみています。 また2人は2024年6月、盗んだ金属類を5回にわたり、上越市の買取り業者に他人の名前を使って、合計約138万6450円で売却していた疑いでも送検されています。 2人はいずれも犯行を認めています。