「電気代が安くなる」嘘ついて契約させた疑い 逮捕の4人のうち男性2人を不起訴 京都地検

京都市内の男性3人に対し、「電気代が安くなる」などと嘘をつき、電力供給の切り替え契約をさせたとして男女4人が逮捕された事件で、京都地検は24日、このうち男性2人を不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、千葉県船橋市の会社役員の男性(36)と東京都杉並区の会社員の男性(36)です。 2人は東京都の会社員の女(既に起訴)など男女2人と共謀し、去年6月から10月にかけて、京都市内の男性3人(20~70代)に対し、「毎月の電気代を10%ほど安く使える」などと嘘をつき、電力供給の契約の申し込みを受けた特商法違反の疑いで、逮捕・送検されました。 男性らは「関西電力より安くなる」などと説明していましたが、実際は去年9月から今年4月まで、一カ月あたり最大で43%高く、警察に複数の相談が寄せられたことから事件が発覚。警察は4人の認否を明らかにしていませんでした。 京都地検は男性2人を12月24日付けで不起訴処分とし、理由については「公判において適正な判決が得られるかという観点から慎重に判断した結果」と説明しています。

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