大型クルーズ船で大麻所持 乗客のフィリピン国籍の男を逮捕

博多港に寄港した大型クルーズ船の乗客の男が大麻を所持していたとして逮捕されました。 福岡海上保安部と門司税関によりますと、24日、香港から福岡市の博多港に寄港したキプロス船籍の大型クルーズ船・「SpectrumoftheSeas」の船内で入国時のセキュリティチェックを行ったところ、乗客の持ち物から大麻のような植物片が見つかったと船舶代理店を通じて通報がありました。 確認したところ、植物片は乾燥大麻で、福岡海上保安部らは所持していたフィリピン国籍のタンチャンコ・カタリノ・ガルシア容疑者(79)を麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕しました。 27日に身柄を福岡地検に送致したということです。 容疑者の認否は明らかになっていません。 クルーズ船は乗客4666人・乗組員1632人を乗せて香港を出発し、10日間の日程で福岡、長崎などの九州各地を巡る予定です。

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