静岡県三島市の工場で従業員ら15人が刃物などで襲われけがをした事件で、逮捕された男は被害者の1人とは面識がないことが分かりました。 26日、三島市の工場で、従業員ら15人がサバイバルナイフのような刃物などで襲われ、重軽傷を負いました。工場の元従業員で三島市の無職の男(38)が殺人未遂の疑いで28日送検されました。 警察の調べで、男は被害者の1人とは面識がないことが分かりました。残りの14人についても調べています。 工場では28日も警察の現場検証が行われ、捜査関係者によりますと男は警備員の交代時間を狙って工場正門から侵入し、犯行に及んだとみられています。 男は「職場でいじめられた」という趣旨の供述をしていて、警察は恨みを募らせた計画的な犯行の可能性もあるとみて調べています。