全国で激減する「暴力団事務所」…存在するだけで近隣住民の“平穏な日常生活を営む権利”を侵害とも 10年で「400カ所」以上が閉鎖、解体のウラ事情

俗に「組事務所」と呼ばれる暴力団事務所は、全国暴力追放運動推進センターによれば資金稼ぎの拠点であり、暴力団の勢力を誇示する“大きな看板”としての意味合いが強いという。組事務所は暴力団の威圧行為の代表例である「入れ墨を見せる」、「代紋や肩書き入りの名刺を出す」と共にその三大要素の一角に位置付けられている。(全2回の第1回)【藤原良/作家・ノンフィクションライター】 ***

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