逮捕の元従業員、被害者全員と面識なしか 静岡・三島の工場切りつけ

静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で26日、工場の従業員が刃物で切りつけられるなどして15人が負傷した事件で、このうち1人に対する殺人未遂容疑で静岡県警に現行犯逮捕された無職小山雅貴容疑者(38)は、被害者と面識がなかったとみられることが、県警三島署への取材でわかった。 この事件では、少なくとも8人が刃物で切りつけられ、15人が救急搬送された。小山容疑者はこの工場の元従業員で、「職場でいじめられた」との趣旨の供述をしていることがわかっている。 一方、三島署によると、負傷した15人は全員が工場従業員で、小山容疑者との接点は確認できておらず、面識はなかったとみられるという。 このため県警は、供述の事実関係や、事件との関連を調べている。 県警によると、小山容疑者は26日午後4時ごろ、工場の敷地内で、刃物のようなもので従業員の男性(28)を刺した疑いがある。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加