覆面レスラー「KURAMA」は2年半前「ノア解雇」矢野安崇だった…「世界ジュニア王者」青柳亮生に敗れ決意「全日本で練習生からやり直したい」…1・3後楽園

◆全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2026」(3日、後楽園ホール)観衆1205 全日本プロレスは3日、後楽園ホールで「ニューイヤーウォーズ2026」を開催した。 メインイベントで世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生が覆面レスラー、KURAMAと対戦。白熱の一戦でKURAMAは自らマスクを脱ぎ捨てると、正体は、2023年6月1日に不祥事でプロレスリング・ノアを解雇された矢野安崇だった。 矢野は、2000年8月10日生まれの25歳。で身長166センチ、体重74キロの男は、19年3月にノアに入門し20年10月28日に後楽園でデビューしたが、23年4月に仙台市内で女性の体を触った疑いで逮捕され同年6月1日にノアを解雇。事件は不起訴となり、現役を続けるべく単身メキシコへ渡った。現地で覆面レスラー、KURAMAへ変身し復帰。メキシコでは、元みちのくプロレスのKUUKAIとのタッグで主に活動。第3代WEMチャンピオンに輝くなどメキシコでも実績を残している。敗者覆面剥ぎマッチに敗れ正体が明らかになったが、KURAMAとしてジュニア王座挑戦が決まり、昨年大みそかの代々木第二体育館大会で王道マットに初参戦した。 ホールが騒然とする中、KURAMA改め矢野は、王者を追い詰めたが最後は、青柳亮のファイヤーバードスプラッシュに沈んだ。試合後、マイクを持った王者からマイクを預けられた矢野は「こんなどうしようもない俺を救ってくれた全日本プロレス、そして青柳亮生さん、ありがとうございました」と土下座して感謝した。 さらに涙を流し「こんな…」と絶句するとファンは歓声を送り「どうしうようもない俺を待っててくれたファンのみなさん、ありがとうございました」と声を震わせ「亮生さん、こんな俺ですが、メキシコに行かずこの全日本プロレスのリングで練習生からやり直した形でよろしくお願いします」と再び土下座して入団を懇願した。 これに王者は「みなさん、リアルな声を聞きたい。矢野安崇の願いを受け入れますか?」と問いかけると拍手とともに「矢野コール」が起こった。一部では拒否反応もあり「まだ伝わってない人たちがいっぱいいるんだよ。だから、頑張ってまたこのベルトに挑戦できる位置まで来いよ」とエールを送った。 バックステージで矢野は青柳亮生、全日本プロレス、ファンに感謝し「チャンスをくれた全日本プロレスでイチから矢野安崇として、練習生として頑張っていきます」と決意「この全日本プロレスでファンのみなさんに恩返しをします」と誓った。

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