女性への殺人未遂容疑で容疑者を再逮捕へ HKT拠点2人刺傷

福岡県が拠点のアイドルグループ「HKT48」の男性スタッフ(44)ら男女2人が刺された事件で、県警が同県糸島市の無職、山口直也容疑者(30)を女性会社員(27)=岡山県倉敷市=に対する殺人未遂容疑で再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で判明した。山口容疑者は男性スタッフへの殺人未遂容疑で最初に逮捕されており、勾留満期の5日にも再逮捕される見通し。 事件は2025年12月14日午後5時ごろに発生。福岡市中央区の「みずほペイペイドーム福岡」1階にある関係者駐車場のエレベーターホールで男性スタッフが胸を包丁で刺され、重傷を負った。その約1分後、ドームに隣接しHKT48の劇場が入る商業施設でも女性が襲われた。 福岡県警は翌15日、現場から逃走したとされる山口容疑者を逮捕。捜査関係者によると、HKT48のイベントの常連客だった山口容疑者は「HKT48の複数人のメンバーを殺すつもりだった。男性スタッフに注意され、襲えなかったため、刺した」などと供述しているという。 一方、ドームでのコンサートに来ていた女性は友人と待ち合わせ中、突然、背中を刺されたとみられる。当初、女性は包丁が背骨に当たり軽傷とされていたが、入院加療の結果、1カ月の重傷と診断が見直されたという。捜査関係者によると、山口容疑者は「逃げる際、そこにいたから刺した」などと関与をほのめかしているといい、県警は無関係の女性が事件に巻き込まれたとみて再逮捕に向けて裏付け捜査を進めていた。 HKT48の運営会社は1月4日、専用劇場での公演を18日から再開すると発表した。劇場で予定されていた公演が昨年12月17日から休止になっていた。【川畑岳志、金将来、栗栖由喜】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加