〈懲役9年〉「中2の春に理科準備室で…」「卒業後もラブホテルに連れ込まれた」被害者A子さんが初公判で証言 準強姦致傷で逮捕の練馬区わいせつ校長(57)の「鬼畜の仕業」

〈〈懲役9年〉女子トイレをうろうろ、教え子と‟不倫”再婚、マッサージで性的暴行…練馬わいせつ校長(55)「近すぎた女子生徒とのキョリ」〉 から続く 14年前に勤務していた中学校で女子生徒に性的暴行を加え、けがをさせたとして、準強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた東京都の中学校教員・北村比左嘉容疑者(57)の裁判員裁判の判決が9日、東京地裁であった。 細谷泰暢裁判長は「精神的被害は甚大だ」として、懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡した。これまで報じてきた記事を再公開する。(初出:「文春オンライン」2023年11月24日公開/年齢・肩書きは当時のまま) ◆◆◆ 「マッサージ器を直接陰部に押し当てられました。ローターは膣の中に入っていたと思います」 東京地裁に出廷した教え子が次々と性被害を明らかにしていく。被告人席に座った白髪頭の男に「理科教育のエキスパート」として知られた元校長の威厳はない。その視線は虚空を彷徨っていた。 昨年9月10日、勤務する中学校の校長室で少女の裸の画像を所持したとして、東京都練馬区立中学校の北村比左嘉校長(57)が逮捕された。捜査の端緒となったのは、かつての教え子からの通報だった。 「2022年11月、都の教育委員会の相談窓口に『過去に北村先生からわいせつな行為を受けた』と電話があったのです。2023年2月、都教委から中学校を管轄する練馬区教育委員会に情報が共有され、同年7月14日に練馬署へ通報が入りました」(社会部記者)

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