冬休みの小学生が模擬裁判で白熱した攻防を繰り広げました。疑惑の目が向けられたのは乙姫様。童話「浦島太郎」を題材にした裁判の行方は。 裁判官・小学生) 「それでは開廷します」、「名前はなんと言いますか?」。 被告人・乙姫) 「乙姫です」。 実際の裁判で使われている法廷での体験イベント。冬休み中の小学生が刑事裁判の流れを学びながら、童話「浦島太郎」を題材にした模擬裁判に挑みました。 カメを助けた浦島太郎。竜宮城に招待され、楽しいひと時を過ごし、乙姫様からは土産の玉手箱を貰いました。 ところが陸に戻った浦島太郎は玉手箱を開け、中から出てきた煙を吸って亡くなってしまったのです。警察による捜査が行われ、玉手箱を渡した乙姫様が逮捕されました。 検察官) 「浦島太郎さんを殺す目的で、開けると危険な煙が出る玉手箱を渡し、浦島さんに玉手箱を開けさせて、浦島さんを殺したものである」。 乙姫様が問われた罪名は殺人罪。被告人の乙姫様は… 乙姫) 「殺すつもりなんてありませんでした。いたずらをするつもりで煙が出る玉手箱を渡してしまいましたが、煙を出すための薬の量を間違ってしまったのです。私は悪くありません」。 対する検察官役の小学生は玉手箱を前に質問を重ねます。 検察官) 「証拠物の玉手箱を示します」、「被告人が浦島さんに手渡したのはこの玉手箱ですか?」。 証人・カメ) 「そうです」。 「これはお土産ですが、この箱は決して開けないでください。と何度も言っていました」。 検察官) 「何度も「開けないで」ということで、被告人は浦島さんが玉手箱を開けたくなるように仕向けたんですかね」。 弁護人) 「異議あり!誘導尋問です」。 今回の裁判では異なる意見に耳を傾けることの重要性を考えてほしいと、あえて判決は出されませんでした。参加した小学生は・・・ 参加した小学生) 「裁判官の仕事がすごいってことが分かりました」。 「貴重な体験体験できてよかった」。